南米さんぽ⑨ サンティアゴ(チリ)日帰りスキー ヴァジェネバドValle Nevado編
真夏の南米スキー場情報
湿気ムンムンの日本の梅雨を数年ぶりに味わい、四季がある素晴らしさを噛み締めてしまったりする今日この頃。その一方で、一箇所で雨が降りすぎたりと環境の変化に戸惑ったりもします。
地球環境が変わってしまうと、できなくなってしまうスポーツ故に、自然に生かされていることを学ぶ昨今です。
今回は、サンティアゴから日帰りの方法でご案内。
ご紹介するのは、『Valle Nevado』(バジェ・ネバド)
目次
いかにも、明日のジョーのカーロス・リベラ、それこそパブロ・ピカソの様な名の響き。
Valleは字面通り、”谷”
Nevadoは”雪の”
つまり、”雪の谷”。
どうです、すごく雪が降りそうでしょ。ここはどちらかと言うと大衆向けのリゾート。
基本的なスペックは
リフト:14本
コース:約33本
El Colorado、La Parva、2つの周辺スキー場と繋がっている大きなスキー場
ツアー会社
場所はサンティアゴから車で2時間。
まずは、ホステル経由でツアー会社に送迎のみをお願いしました。
往復交通費+リフト券で$95USドル。
ここから、ホステルの割引が効いて、$76USD≒約8,000円。
朝早くに、ホステルの前にお迎えがきます。
数カ所のホテルを経由して”MasSki”へ。
レンタルがある人は、ここで着替え借りることができます。
基本的なスキーは比較的古いモデルが多い。
デモスキーやファットなどの多少良い物も取り揃えていましたので、こちらをオススメします。
レンタルがない人はここで、小1時間待たされます。
準備が済むと、目的地のスキー場ごとに車に別れ出発。
他はグループなので、自然と助手席の人に。
舗装路から、だんだんと非舗装路へ。
おちおち寝ていることもできません。
山道をスペイン語のラジオを聴きながら1時間。
脱輪の恐怖を感じながらも無事に到着。
スキー場につきました
チケット売り場はこんな感じ
事前受け取りで引き換えの人は、この階段を上がった別の場所へ。
なんだかよく聞き取れないスペイン語でも、右、左、真っ直ぐを駆使して確認。出川イングリッシュも顔負けのスパニッシュです。
ご覧ください。この言い様のない、曇天。
まずはボトムからはゴンドラで中腹まで。
その後は、チェアを乗り継ぎます。
混んでなくて嬉しい気持ちと、雪が堅くて所々ハゲている状況になんとも言えない感情。
滑っている人がいないので、ここはどこ状態です。
笑えるなあと思いながら、滑ります。
寒いので、好きあらばホットチョコ。
ゴンドラを降りてすぐのレストハウス。Wi-Fiも飛んでいます。
ここはゴンドラを降りてすぐなので、スキーやスノーボードを楽しまない人も雪景色を楽しみながらお茶とお食事が可能。
ビギナーレッスンのエリアは目の前。
1グループの大所帯さはなかなか。
ここまで多いと、効率性、参加者の満足度と安全性など、見ていて目がいってしまいます。
ロングランを楽しめるコースもあります。
高台にあるリゾートホテル
そして、こちらがスキーインスキーアウトができるホテル
ホテルエリアのマップ
欧米のスキーリゾートでは比較的当たり前のこの様式。(前回のPortilloも同様)
日本でも少なくないですが、旅館街とスキー場の組み合わせも多く、なかなかメジャーではないかもしれません。
イメージしやすいのだと苗場とかですかね。
スキー場の前に、ホテルがドーン!
最近はインバウンド向けに、白馬の栂池の斜面にマリオット建てる予定とかありますしね。
こちらは、自販機コーナー
ここにあったのは、食品と飲料の混載機。
最近は日本で食品系少ないですね。
オフィスビルではファミマ自販機があったりしますが。
廃棄が多くて、最近は敬遠されがちだそうです。
日本のスキー場でもあんまり見ない気がする。
欧米人と滑ったことある人ならわかると思いますが、彼らあんまりがっつり食べないんですよね。ポケットにリンゴ、スナック、ジップロックにしまったサンドウィッチ忍ばせてみたり。こればっかりはちょびちょび食べたりする彼らと、レストハウスでカレーラーメンの我々の文化の違いかな。
日本のスキー場もインバウンドが多いところでは、もっと食品系自販機あったら自由度高くて面白いのに。とか思ったりします。
一通り滑ったら、レストハウスで迎えを待ちます。
比較的Wi-Fiスポットが存在してたり、施設が綺麗だったり、滑るところ豊富だったりな都心から日帰りで行ける、関東近県スキー場みいたいなバジェネバド。ぜひ一度、お試しください。
もっと知りたいという方は、お気軽にご質問どうぞ。